介護用語集 は行
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は
・廃用症候群(はいようしょうこうぐん)
長期間の寝たきり生活などによって起こる心身機能の低下を言う。身体的には骨や筋の萎縮、関節の拘縮(こうしゅく)。精神的には意欲や記憶力の低下などがあげられる。
・パーソナリティー
人格。個性。性格。
・肺炎(はいえん)
細菌・ウイルスなどによる肺の炎症。高齢者は誤嚥(ごえん)による肺炎が多いので注意。
・徘徊(はいかい)
どこともなく歩き回ること。認知症高齢者に見られる行動の一つ。
・長谷川式簡易知能評価スケール
認知症をスクリーニングするテストとして、日本でもっとも古くから利用されている。
ひ
・被害妄想(ひがいもうそう)
被害妄想とは、他人から被害を受ける、受けていると信じる妄想。統合失調症のほか多くの精神病に見られる症状。認知症患者にも見られる。
・日和見感染(ひよりみかんせん)
感染力の弱い菌による感染。健康な人は感染・発病しない菌でも、体力や免疫力が著しく低下している人は感染する。
・頻尿(ひんにょう)
頻尿とは、排尿の回数が異常に多い状態。目安としては昼間8回以上、夜間3回以上をいう。
ふ
・不感蒸泄(ふかんじょうせつ)
不感蒸泄とは、意識されずに皮膚や呼吸から失われる水分をいう。成人で1日1リットル前後が蒸発していく。
・不服申し立て(ふふくもうしたて)
行政機関の処分・決定・不作為について不服を申し立てること。要介護認定で不服がある場合は、通知書を受け取った日の翌日から60日以内に審査請求をすることができる。
へ
・ペットロス症候群
ペットロス症候群とは、可愛がっていたペットの死がもたらす深い喪失感がストレスとなり、不眠、食欲不振、意欲の減退など、うつ状態に陥る症状。
ほ
・訪問入浴サービス
訪問入浴サービスとは、浴槽を積んだ移動入浴車で、利用者の家を訪問して入浴の介助をする。介護保険制度における居宅サービスの一つ。
・ホームヘルパー
ホームヘルパーとは、要介護者などの住居を訪問して、日常生活の介助や身体介護を行う人をいう。
・ホスピス
末期がん患者など治癒の可能性がない人が、安らかに死を迎えるまでの時間を過ごすための施設。