介護老人保健施設の入居基準、利用料金

介護老人保健施設(老人保健施設)




介護老人保健施設とは
介護老人保健施設は、介護が必要な高齢者の自立を支援して、家庭生活への復帰を目指す施設です。理学療法士などによるリハビリテーションを中心した介護が大きな特徴です。老人保健施設は基本的に長期での利用はできません。また、治療が必要になった時は退所となります。
介護老人保健施設

入居条件
・介護保で要介護1~要介護5と認定された方。
・病状が安定期にあり、当面の治療を必要としない方。


利用料金
老人保健施設は入居金は不要です。月額料金は介護保険が適用され、施設サービス費は1割負担で済みます。詳細は下表の通りです。

施設サービスと利用者負担額の目安(1ヵ月)。要介護度によってサービス費用は異なります。
介護老人保健施設の利用料金


居室形態による居住費
区分 費用の内容 月額
居住費 ユニット型個室 入居者が共同で使うリビングルームを併設した、 隣室から完全に独立した個室 60,000円
ユニット型準個室 隣室から完全に独立していない個室 50,000円
従来型個室 ユニット型になっていない個室 35,000円
相部屋(多床室) 個室ではない相部屋形式の居室 10,000円
介護老人保健施設及び介護療養型医療施設の場合は50,000円


利用料金の目安
上表は住民税課税者のいる世帯が支払う平均的な金額です。世帯全員が非課税の場合は、食費・居住費がもっと安くなります。

例)要介護度3で相部屋を利用した場合:住民税課税者のいる世帯の方。月/8万5千円~(日常生活費は含みません)

例)要介護度3で相部屋を利用した場合:世帯全員が市町村民税非課税で、老齢福祉年金を受給している方。または生活保護の方。月/4万5千円~(日常生活費は含みません)



ナビゲーション