食事の介助
食事の介助
食事は健康の維持に非常に重要です。糖質、タンパク質、脂質、無機質、ビタミンとバランスのとれた食事を心がけて下さい。また、高齢になると体内に水分を蓄えておく機能が低下し、脱水症状になりやすいので、水分をどのくらいとったか記録につけておくといいでしょう。目安としては、1日1リットル~1.5リットルです。
食事の介助をする時の注意点
・寝起きに直ぐに食事をすると、喉に詰まらせらりして危険なので避けるようにします。
・食事の前はウエットティッシュなどで手をふき、口もうがいなどをして清潔にしておく。
・食事はリハビリにもなるので、在宅介護などの時などは、できるだけ家族と一緒に、いすとテーブルで食べるようにしましょう。食べ物や飲み物がこぼれてもいいように、タオルなどを当てておくといいでしょう。
・体が動かせずベットで食べる時は、できるだけ上半身を起こして、食べやすい体位に調整しましょう。
・自分で食べることができないときは、介護者は食べ物をしっかり飲み込んだことを確認してから口に入れるようにします。
・少しずつしか食べられない人もいるので、口に入れるスピードと量を調整して下さい。
・食欲のない時に無理に食べさせようとすると、かえって食欲がなくなってしまいます。そのような時は、栄養のバランスよりも、好きなも、食べやすいものを勧めましょう。