アルツハイマー型認知症の予防方法

アルツハイマー型認知症の予防




アルツハイマー型認知症の予防
アルツハイマー型認知症を発症する危険度は、遺伝因子の他に生活環境が大きく影響すると言われています。厚生労働省の「認知症予防・支援マニュアル」から、認知症の予防に有用なものをまとめてみました。

食習慣
魚やシーフードの摂取頻度
魚介類1日1回以上、魚介類を食べる人に比べ、ほとんど食べない人はアルツハイマー型認知症の危険が5.29倍になる。これは魚に含まれているEPAやDHAによるものと考えられている。
魚介類

ワインの摂取頻度
ワインほとんどワインを飲まない人を100%とすると、週に1回以上飲む人の危険度は50%に減る。これは赤ワインに含まれるポリフェノールによるものと考えられている。
赤ワイン

酒(種類は問わない)摂取頻度
ほとんど酒を飲まない人を100%とすると、週に1回以上飲む人の危険度は68%に減る。
酒類

野菜や果物に含まれるビタミンEの摂取頻度
ビタミンEの摂取量が少ない人を100%とすると、摂取量の多い人の危険度は30%に減る。ビタミンE、ビタミンC、ビタミンA(βカロテン)によるものと考えられている。



運動習慣
運動習慣の有無
運動習慣の無い人を100%とすると、運動習慣のある人の危険度は50~60%に減る。
運動


知的活動
知的行動習慣
本を読む習慣の無い人を100%とすると、本を読む習慣のある人の危険度は65%に減る。同じくチェスなどのゲームをする習慣のある人、楽器などを演奏する習慣のある人の危険度は20~30%に減る。
ゲーム・楽器


社会的接触頻度
対人接触頻度
一人暮らしで引きこもりの人など、対人接触が乏しい人は、アルツハイマー型認知症の発症率が8倍高くなると報告されている。
会話



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