認知症の初期症状

認知症の初期症状(認知症を早期発見する)



認知症の初期症状
我々は歳をとると物忘れが多くなります。しかし、それは老化による記憶力の低下で認知症ではありません。認知症には必ず原因となる疾患があります。物忘れと認知症の初期症状は非常に似ているため、なかなか区別がつきません。異変に気付いた周りの人も「歳のせいだろう」とか「もうちょっと様子をみよう」と本人を気遣い、病院に連れて行くこを躊躇します。そうなると認知症の原因となっている疾患の治療が遅れますし、その病気が治療により治っても、認知症が残ってしまうこともあります。アルツハイマー病であっても、進行を遅らせる薬がありますので、周りの人が異変に気付いたら、ためらわずに病院に相談に行って下さい。




基本的な初期症状

初期症状何度も同じことを言ったり聞いたりする。

ものの名前がでてこない。

以前はあった関心や興味が失われる。

置き忘れやしまい忘れが多くなる。



認知症早期発見のチェックリスト
認知症チェックリスト
何度も同じことを言ったり聞いたりする。

物の名前がでてこなくなる。

慣れている場所で道に迷う。

計算の間違いが多くなる。

以前よりだらしなくなる。

よく知っている人の名前を覚えていない。

以前より疑い深くなる。

普通に会話ができなくなる。

ささいなことで怒るようになる。

TVなどをみても内容が理解できない。

住所や電話番号を覚えていない。

薬の管理ができなくなる。

時間や日付が不確かになる。

置き忘れやしまい忘れが多くなる。

いままで日課にしていたとこをやらなくなる。

以上のような変化が現れて、数か月経っても改善されない場合は、認知症を疑ってみるべきです。該当する項目が多いほど認知症が進んでいると考えられるので、早めに医師に相談しましょう。



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