介護割引運賃の利用方法

運賃割引で遠距離介護の交通費負担を軽減する



遠距離介護は割引運賃を利用する
親と遠く離れて暮らしている人の場合、遠距離介護という形になります。そうなると交通費の負担もばかになりません。そのような場合、航空会社の介護割引制度というものがあります。上手く使えばかなり交通費を節約することができるので、利用しない手はないでしょう。


飛行機航空会社
割引率は各社、路線や時期によって異なりますが、だいたい大人普通運賃から20%~42%の割引になります。

日本航空(JAL)
名称:介護帰省割引

利用条件:要介護・要支援被認定者(介護を必要とされる方)の「二親等以内の親族の方」と「配偶者の兄弟姉妹の配偶者」ならびに「子の配偶者の父母」。「介護帰省パス」の発行、または「介護帰省割引のお客さま情報登録(JALマイレージバンク(JMB)会員の方が対象)」のいずれかが必要。



全日空(ANA)
名称:介護割引 

利用条件:要介護または要支援認定された方の「二親等以内の親族の方」と「配偶者の兄弟姉妹の配偶者」ならびに「子の配偶者の父母」。「介護割引情報登録」が済まされているANAマイレージクラブカードが必要。

その他:年末年始などピーク時は利用できない。



スターフライヤー(SFJ)
名称:介護割引運賃

利用条件:要介護・要支援被認定者ご本人およびその介護者(2親等以内の親族、配偶者の兄弟姉妹の配偶者ならびに子の配偶者の父母に限る)の方。「介護割引パス」の申請が必要。

その他:年末年始などピーク時は割引率が下がる。



スカイネットアジア航空(SNA)
名称:介護特別割引

利用条件:要介護・要支援被認定者および、その介護者の方。介護者(介護する方)は要介護・要支援被認定者の「二親等以内の親族」と「配偶者の兄弟姉妹の配偶者」ならびに「子の配偶者の父母」のうち2名。「介護割引パス」の申請が必要。



JR 
電車
JRには身体障害者及び知的障害者とその介護者は50%割引になる制度がありますが、介護割引という制度は今のところありません。

ジパング倶楽部の割引制度を利用する
年齢が男性満65歳以上、女性満60歳以上の場合、JRのジパング倶楽部に入会すると、JRグループの新幹線を含む全線で片道・往復・連続のいずれかで201km以上利用した場合、運賃および各種料金が最大で30%の割引となるので、介護で頻繁にJRを利用する方はかなりお得になります。但し年会費3,770円が必要です。




ナビゲーション