介護用語の解説

介護用語 か行


あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行




介護うつ
家族を介護するストレスが原因で起こる「うつ病」 2005年の厚生労働省の調べによると、介護者の23%、およそ4人に1人が「うつ状態」にあるという報告がある。

介護給付(かいごきゅうふ)
要介護1~5に認定された被保険者に対し、介護保険から行われる給付。

介護サービス計画
介護保険制度において作成される計画で、利用者に必要なサービス内容、その頻度を定めたもの。ケアプランともいう。

介護拒否(かいごきょひ)
介護が必要な状態にも関わらず、自ら介護を拒否すること。

介護タクシー
訪問介護事業者の指定を受けたタクシー会社が車両を派遣するサービス。運転手はホームヘルパーの資格を持っており、乗降などを介助してくれる。

介護認定審査会(かいごにんていしんさかい)
市区町村が保険、医療、福祉等の学識経験者から任命した、要支援、要介護の審査・認定を行う機関。

介護保険
2000年4月にスタートした制度で、市区町村より要介護、要支援認定を受けた者が、利用料の1割負担で介護サービスを受けられる、強制加入の公的社会保険制度。

介助犬(かいじょけん)
身体障害者などの日常生活を介助する犬。

臥床(がしょう)
寝具の上に横たわること。

患側(かんそく)
身体に筋力の低下や痛みがある場合の、使いにくい側をいう。使いやすい側は健側(けんそく)と言う。

カテーテル
膀胱・尿道・気管・食道・胃などに挿入して、薬を入れたり、血液や尿などを外に出したりする細い管状の医療器具。

加齢(かれい)
年齢を増すこと。

関接リウマチ
関接リウマチとは、関節滑膜に炎症が起きる自己免疫疾患。女性に多い病気。

仮性認知症(かせいにんちしょう)
仮性認知症とは、うつ病や軽度の意識障害などから、認知症のような症状がみられる状態。高齢者に多く認知症と誤認されやすい。


記憶障害(きおくしょうがい)
生理的または精神的な原因で、記憶機能が減退・消失した状態。新しいことが覚えられなくなる記銘障害、物忘れなどの記憶内容障害などがある。

機械浴(きかいよく)
機械を利用した入浴をいう。ストレッチャーに寝たまま入浴できる。

義肢装具師(ぎしそうぐし)
義足や義手などを制作する専門職。

基礎年金(きそねんきん)
各種公的年金制度に共通して給付される年金。老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金がある。

記銘障害(きめいしょうがい)
記銘障害とは、新しく体験したことを覚えられない記憶障害。

キャリア
ウイルスに感染したまま発病せず、体内に保有している人。



仰臥位(ぎょうがい)
仰向けに寝る姿勢。

狭心症(きょうしんしょう)
冠状動脈の痙攣・硬化・狭窄などにより、心臓への血流が妨げられることによって起こる疾患。

居宅サービス(きょたくさーびす)
居宅サービスとは、介護保険における在宅サービスの一つ。訪問介護、訪問入浴介護、訪問リハビリテーション、通所介護、居宅介護支援などがある。


グループホーム
認知症高齢者が5~10人程度の少人数で共同生活する住宅のこと。、

車いす
歩行が困難な人が、腰かけたまま移動できる車輪付きのいす。手動式・電動式がある。


ケア
要介護者の介護をおこなうこと。

ケアワーカー
高齢者の食事、排泄、入浴などの介護を行う専門職。

ケアハウス
ケアハウスとは、原則60才以上で身体機能の低下した高齢者のための施設。軽費で利用でき、食事、入浴、緊急時対応などのサービスが受けられる。

傾眠(けいみん)
意識障害の一つで、周囲からの刺激があれば覚醒するが、応答や行動が緩慢な状態。場所と時間が分からなくなったり、直前の記憶がないこともある。

幻肢(げんし)
幻肢とは、手足が切断されたのに、まだあるように感じること。

健側(けんそく)
身体に筋力の低下や痛みがある場合の、使いやすい側をいう。


高額介護サービス費
高額介護サービス費とは、1ヶ月に支払う介護サービス費が限度額を超えると、申請により超過分が利用者に払い戻される。

誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)
誤嚥性肺炎とは、飲食物や細菌などが誤って気管に入り起こる肺炎。高齢医者の肺炎の半数は誤嚥性肺炎といわれる。




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