過眠症の解説

過眠症~不眠だけではない睡眠障害



過眠
睡眠障害は、眠れないことに悩む不眠だけでなく、日中に強い眠気を感じる過眠もあります。


過眠症の要因となるもの~その1
不眠症

睡眠不足症候群

睡眠時無呼吸症候群

周期性四肢運動障害

これらに関しては、その原因を改善したり、病気を治療することで解消することが可能です。


過眠症の要因となるもの~その2
ナルコレプシー 10代で発症し、男性の方がやや多い。

特発性過眠症  青少年に多い。

反復性過眠症 10代で発症し、男性に多い。 


この3つは脳の覚醒を維持する機能が障害されることで起こる病気で、夜間どれだけ寝ても、日中強い眠気に襲われます。薬で症状をある程度抑えることはできますが、病気の原因や根本的治療法は現在研究中です。


ナルコレプシーとは
過眠症の代表的な疾患はナルコレプシーです。ナルコレプシーは、ギリシャ語の「Narco=眠気」「Lepsie=発作」の合成語で、その名前の通り1日に何回も我慢できない眠気に襲われ、人と話をしていても、試験中でも突然5分~20分ほど寝てしまいます。この睡眠発作は当人も気づかないほど短時間の場合もあります。

その他の特徴的な症状としては、怒ったり笑ったり、びっくりしたときなどに、全身の力が抜けてしまう情動脱力発作があります。ナルコレプシーは、入眠直後にレム睡眠に入るのも特徴で、寝入りばなに鮮明な夢を見るので部屋や窓に実際には存在しない人影をみるなど、入眠時幻覚が起こります。発症年齢は、10代から20代前半に集中しており、日本では600人に1人程度、罹患していると想定されています。

ナルコレプシー患者は、日中に居眠りを繰り返すので、たるんでいるとか、怠けているといった偏見の目でみられることがあるので注意が必要です。



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