高額介護サービス費のポイント

高額介護サービス費



高額介護サービス費とは?
高額介護サービス費とは、健康保険の高額医療費と同じで、介護サービスを利用して支払った1割の負担額が、1ヶ月の合計で下記表の上限額を超えた場合、その超えた分のお金が申請すると戻ってくる制度です。(同一世帯に複数の利用者がいる場合は、世帯全体の負担額が上限を超えた額)


高額介護サービス費(1ヶ月当たりの自己負担上限額)
区分 対象者 自己負担上限額
第1段階 生活保護の受給者の人。老齢福祉年金受給者で、世帯全員が市民税非課税の人。 15,000円
第2段階 世帯全員が市民税非課税で、課税年金収入額と合計所得金額の合計が80万円以下の人。 15,000円
第3段階 世帯全員が市民税非課税で第2段階以外の人。 24,600円
第4段階 市町村民税が課税されている世帯。 37,200円

高額介護サービス費の対象にならないもの
福祉用具購入費、住宅改修費。施設サービスを利用した時の、食費・居住費・日常生活費は対象外です。


申請方法は?
上記の上限額を超えた場合は、各市区町村から約3か月後に申請用紙が送られてきます。その申請書に必要な書き込みをして市区町村の担当窓口で手続きを行います。

注意点
高額介護サービス費は申請しないと2年で時効になります。こちらから申請しなければ、市区町村からは何もいってきませんので、忘れないように申請しましょう。


お金はいつ支払われるの?
申請書が送られてくるのが3か月後なので、直ぐに申請に行っても3か月以上かかります。



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